自由が丘の鍼灸師が考える「冬場バテ」対策とは②

今回は「冬場バテ」の続編です。外出も制限される中、この冬場バテの症状が今年は多いように思います。是非ともご参考ください。

冬バテしないための対策

身体を冷やさない生活を意識する

冬バテの対策で最も大切なことが「身体を冷やさないこと」です。

身体の冷え=体温低下に繋がり、身体が冷えると血管が収縮し血流が滞りやすくなります。

その結果、酸素や老廃物の運搬が滞り、

  • 頭痛
  • 肩こり
  • 腰痛

など、様々な不調を引き起こします。

外気温の変化があっても影響が少ないようマフラーや手袋など防寒具をしっかり身につけましょう! 特に首元、手首、足首が冷えると身体全体の体温低下につながるため要注意。

また、外から帰ったら湯38~40℃程度のお湯に15分以上浸かり、身体の深部を温めることが有効です。

夏場に起こる体調不良でよく耳にする「夏バテ」は有名ですが、 実は冬にもよく似た「冬バテ」が起こります。

バランスのいい食事をする

人間の身体は主に、食べ物から栄養やエネルギーを摂取し健康な身体の基盤を作っています。

朝食を抜いたり、糖質を抜いたりなど偏った食生活を送っていると、身体に必要な栄養が不足し、エネルギー不足や免疫力の低下が起こり体調不良を引き起こします。

また、冬の季節はクリスマスや忘年会、新年会などイベント事が多く飲酒の機会が増える事も原因の一つと言えるでしょう!

お酒をたくさん飲む時は水もたくさん飲む、暴飲暴食をした翌日は消化にいい食事にするなどの簡単な管理も大切です。

身体を動かす

寒い冬は夏より基礎代謝が下がるだけでなく、身体を動かす機会が減り筋肉がこわばりやすく、血行が悪くなりやすい時期です。身体が軽く火照る程度の軽い運動をして、血液循環を促進し代謝を上げましょう!

身体に負担のかかるような激しい運動の必要はなく、ストレッチなど室内でできるエクササイズでもOK。

また、お灸で身体を温めたりマッサージで筋肉をほぐすなどセルフケアもおすすめです。

専門家に頼る

冬バテは病気やケガではなく、身体のバランスの乱れや自律神経の乱れから起こる体調不良です。

病気やケガではないため病院での治療よりも、東洋医学がベースにある鍼灸や漢方がおススメです。

ご自身で生活習慣を見直してもなかなか改善しない場合は、一度お近くの鍼灸院へ行って診てもらいましょう!

次回は冬場バテにおすすめのツボなど対策についてお伝えします。

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