自由が丘の鍼灸師が考える「熱中症」対策とは③

8月も終わりかと思ったら、まさかの安倍首相の退任。驚きましたね。政治家の方はストレスも多いでしょうし、体のメンテナンスは欠かせません。
今回は「熱中症に効くツボ」についてお伝えします。

熱中症に効くツボ

東洋医学的な考え方である“五行説”の視点から考えると熱中症は「暑邪」に分類されます。そのため、熱を冷ますツボを刺激することが効果的です。

また、暑邪は五臓の「心」に分類されます。心は精神活動をつかさどる場所のため、精神安定のツボも併用します。

それでは実際にセルフケアをしていただくツボを紹介します。

暘谷(ようこく)

  • ツボの場所:手の側面のやや甲側、小指のラインと手首が交わるところの凹んだところ
  • 効能:暘谷には暑邪いよって溜まった熱を取り去る効果が期待できます。

通里(つうり)

  • ツボの場所:手の平の小指側、手首の太いシワからひじに向かい親指1本分のところ
  • 効能:精神安定の効果を期待できます。頭がボーっとしたり、判断力が鈍った時におススメ。また、熱を取り去る効果も期待できます

内関(ないかん)

  • ツボの場所:手の平側、指を広げた時にできる2本の筋の真ん中で手首のシワから肘に向かって指3本分のところ
  • 効能:精神安定の効果を期待できます

ツボの押し方

親指で10秒かけてゆっくり優しく押します

※強く押しすぎると良い効果が期待できないので要注意
※ツボ押しは、あくまで予防とセルフケアです。

初期症状の場合は涼しい場所へ移動して安静+ツボ押しが有効ですが、重症の場合は速やかに救急車を呼びましょう!!
ご自身で判断がつかない場合も救急車を呼ぶか、医療機関に問い合わせて指示を仰いで下さい

今月は熱中症についてお伝えしました。もうすぐ秋。体調を整えてくださいね。自由が丘でリラックスするなら鍼灸KEYAKIヘ。ご予約はこちらからお願いします。

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