熱中症にならないために、自由が丘の鍼灸師が考える予防方法

暑い季節になると、熱中症が気になる方も多いかと思います。
今回は、熱中症を予防するための《セルフケア》と《食事》についてお伝えしたいと思います。

まず、熱中症の原因は体温調節機能の低下です。暑い環境下での運動や労働などによって汗をかき、体内の水分と塩分が失われます。この結果、体の中で水分量が減少し、熱を発散しにくくなります。その結果、体温が上がってしまい、熱中症になってしまうのです。

そこで、熱中症予防には「セルフケア」と「食事」の2つが大切です。

セルフケア

まずは、セルフケアから始めましょう。

水分補給をしっかり行う

水分補給は非常に重要です。暑い季節には、1日に2リットルの水分補給が必要です。ただし、水だけを飲むと、失われた塩分を補えないため、運動や汗をかいた後には、スポーツドリンクや塩分が含まれた飲料水を摂取するのがおすすめです。

さらに、水分は一度にたくさん飲むのではなく、少しずつ頻繁に補給するようにしましょう。冷たい飲み物も気持ちいいですが、急激な体温変化による身体への負担が考えられるため、常温や少し温かいものを飲むようにしましょう。

塩分補給をする

暑い季節には汗をたくさんかくため、塩分が不足しがちです。塩分を補うことで、水分吸収効率がアップし、熱中症予防になります。適量の塩分を補給するようにしましょう。

涼しい場所で過ごす

屋外での活動をする場合は、炎天下での活動を避け、涼しい場所で行うようにしましょう。また、エアコンのある室内など、涼しい場所で過ごすのも良いでしょう。

食事

次に、食事についてです。

食物繊維を摂取する

食物繊維を多く含んだ果物や野菜などを積極的に摂取するようにしましょう。食物繊維には、腸内環境を整える作用があり、汗をかくことによって失われる水分や塩分の吸収効率をアップしてくれます。

塩分を控える

塩分を摂り過ぎると、体内の水分量が増加してしまうため、熱中症のリスクが高まります。塩分を控えるためには、加工食品やインスタント食品、お菓子など、高塩分な食品を避けるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?熱中症予防には、セルフケアと食事が大切です。水分補給や塩分補給、涼しい場所での過ごし方、食物繊維の摂取、塩分の控えなど、意識して取り組むことで、熱中症予防につながります。暑い季節には、特に気を付けましょう。

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