自由が丘の鍼灸師が考える「頭痛」対策とは②

前回から頭痛の分類と対処法をご紹介させています。今回はタイプ別おすすめのツボをご紹介致します。

片頭痛におすすめのツボ

合谷(ごうこく)

【場所】
手の甲側で親指と人差し指の骨が合流する部分の凹んだところ
※少し人差し指側へ意識して押すと効果的◎

【押し方】
反対の手の親指の腹で円を描くように優しく押す
※強く押すと痛いツボ

足臨泣(あしりんきゅう)

【場所】
足の甲側で小指と薬指の骨が合流する部分の凹んだところ
【押し方】
狭い場所のため人差し指の先端や細い棒を使って優しく押す
※骨を押さないように注意

緊張型頭痛におすすめのツボ

風池(ふうち)

【場所】
後頭部の真ん中のくぼみ(首の骨の上))と耳たぶの後ろにある骨を結んだ線の真ん中
※首の後ろの太い筋肉の外側のくぼみ
【押し方】
軽く下を向きながら両手の親指や中指を使って両方同時に押す

肩井(けんせい)

【場所】
下を向いたときに一番出っ張る背骨の頂点と肩先(肩峰)を結んだ線の真ん中
※手を反対側の肩に置いたときに中指が当たる場所

【押し方】
押したい方と反対の手の中指でゆっくりと5~10秒押し、同じ速度でゆっくり離す
これを3~5回繰り返す

セルフケアでも予防できない、症状が軽くならない場合
専門家へ相談しましょう!


片頭痛も緊張性頭痛も首周りの筋肉の緊張が原因となり発症します。
頭痛を発症させないためには『筋緊張の緩解』と『血行促進』が大切になるため、鍼灸が特におすすめです。
鍼灸は筋肉の緊張をを和らげるだけでなく、血行促進、代謝の促進、自律神経の調整などが期待できるため“頭痛の原因”となる根本を改善し再発しない健康な状態を目指す事ができます☆

また、痛みが強くて日常生活に支障がでる場合は医療機関で鎮痛剤を処方してもらうのもいいでしょう。
しかし、鎮痛剤は“いま”の症状を和らげる対症療法のため、痛みが落ち着いたら必ず予防を行い再発を防ぎましょう!

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