自由が丘の鍼灸師が考える「スマホ症候群」対策②

前回は「スマートフォン症候群」症状についてお話ししました。今回は予防と対策についてお話しします。

スマホ症候群の予防

  • 長時間の使用を避ける

どんなに意識をしていても使用時間が長くなると姿勢を維持することも困難になります。

目の負担も考えて少なくとも30分~1時間を目途に休憩をしたり、首、肩を回してリフレッシュしましょう!

  • 姿勢を正す

下向きが長くなるとストレートネックの原因になるため、スマホを使用するときは画面を目線の高さに持ってきて猫背にならないように気をつけましょう。

また、肩に負担がかからないように机に肘を置いたり、反対の手で肘を支えるなど無理なく続けられる姿勢を自分なりに探してみましょう!

  • スマホの持ち方や大きさを見直す

指に負担のかかる片手持ちをしないこと。

また、大きすぎるスマートフォンも負担の原因となるため、自分の手のサイズに合わせた機種を選ぶようにしましょう!

  • 我慢しないで身体のケアを行う

定期的に首や肩を回してセルフケアを行うのはもちろんですが、痛みや違和感が発生していたら我慢せず治療を受けましょう!

筋肉をほぐし、血行を良くすることで負荷の悪循環を断ち切る事ができます!

  • ツボ押しをする

日々の疲労の蓄積が症状の悪化を引き起こすため、ツボ押しをして予防をしましょう!

自分で押しやすくおススメのツボを紹介

  • 太陽(たいよう)

“目の疲れ”に効くツボの代表

【場所】目じりと眉尻に間の凹んだところ(こめかみの辺り)

【押し方】中指または人差し指の腹の部分をツボに当て円を描くように優しく押します

※強く押さないよう注意

【押すタイミング】長時間目を酷使した後や仕事後の一息つくタイミングで

  • 肩井(けんせい)

“肩こり特効のツボ”とも呼ばれている

【場所】反対側の肩(首の脇に)手を置いたときに中指の先端が当たる場所

【押し方】中指で円を描くように優しく押す(※強く押すと痛い)

【押すタイミング】お風呂上りや肩の不調を感じた時

★症状がなくても1日数回定期的に押す習慣をつけると◎

2回に渡り「スマートフォン症候群」についてお話しさせていただきました。皆様の健康維持に役立てば幸いです。

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