自由が丘の鍼灸師が考える「水毒」対策とは①

かなり時間が経ちましたが、気合入れて情報を出していきたいと思います!自由が丘にきたら、是非とも鍼灸KEYAKIでリラックスしてください!

水毒とは

水毒という言葉を聞いたことがありますでしょうか? 人の身体には本来、

摂取した水を全身に巡らせ、不要な分は排出する

という機能が備わっています。

しかし、その働きがうまくいかず、体内に水分が蓄積した結果、身体に様々な異常を起こす事を、東洋医学的に「水毒」と呼びます。冷え症の原因のひとつと言われることも多々あります。

なぜ水毒は起こるのか

主にこの3つが原因で発生すると言われています。

  1. 水分の過剰摂取
  2. 筋力の低下
  3. 気候の変動

水分の過剰摂取

温かくなり汗をたくさんかくようになる事で、水分の摂取量が増えるのは自然な事です。

ただ、1回に飲む量が多かったり、冷房の効いた涼しい室内にいる(汗をかいていない)のに大量の水分を摂取することで、体内に余分な水分が蓄積してしまいます。

最近、健康の為ということで、水をたくさん飲む人が増えましたが、だからと言って飲めば飲むほど身体に良いという事ではありません。

やはり水分補給はこまめに少量ずつが好ましいということなんです。

筋力の低下

筋肉はポンプの役割があり、体内の血流をスムーズに流す働きがあります。

しかし、加齢や運動不足で筋力が落ちる事により、内臓の血流も悪くなり、その結果、

  • 膀胱
  • 腎臓

など体内の不要物を排泄する機能の働きも落ちます。

すると、体内にある余分な水分を十分に排出できず蓄積してた結果、冷えやむくみを引き起こします。

男性よりも筋肉量の少ない女性の方が水毒になりやすいと言われています。

気候の変動

湿気の多くなる梅雨の時期に、水毒の症状を訴える方が非常に増えます。

毎年6月前後の梅雨の時期は、空気中の湿気も多いので、汗も蒸発しにくくなり、身体に水分が留まりやすいのです。

ですので、一年でも一番湿気のたまりやすい梅雨の時期は特に注意が必要です。

今回は水毒について触れました。次回は症状についてご紹介したいと思います。みなさん、ジメジメした時期。コロナの完全な収束も見えずストレスもたまります。ご自愛ください。

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