自由が丘の鍼灸師が考える「秋の食中毒」対策とは①

9月に入り徐々に涼しくなってきました。今回は秋口に注意して欲しい「秋の食中毒」についてお伝えします。

食中毒とは?

食中毒とは、有害物質や有害な微生物に汚染された飲食物を摂取することにより引き起こされる中毒症状のことです。私も不覚にも15年ほど前、古いカレーを食べて悶絶したことがあります。非常に危険なので気をつけないといけません。

食中毒の症状

主な食中毒の症状は下記です。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 発熱
  • 腹痛
  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 血便

などでして、風邪に近い症状のこともあるので、発見が遅れることも多々あります。

食虫毒の発生しやすい時期

食中毒は気温や湿度が高く、食べ物の品質が落ちやすい夏に多くなると思われがちですが、実は1年の中で1番食中毒が多発するのは9月から10月の時期なのです。ご存知でしたか? 油断は大敵です!

食中毒の原因

酷暑が続いている近年では、夏バテが抜けすに

  • 免疫力の低下
  • 体力の低下

に陥る人が増加します。

さらに秋になると急に気温が低下することで、温度差に身体がうまく適用できず、体調を崩しやすくなります。こうして弱った身体は細菌やウイルスへの抵抗力も弱く食中毒が発生しやすくなるのです。

また、秋は行楽シーズンでもあり、ピクニックや運動会、キャンプなど野外での食事の機会が増えます。

屋外での調理では、いつもより過熱が足らず、食中毒の原因菌を殺しきれない可能性が増えたり、お弁当の保存状態が悪く、雑菌が繁殖しやすいという環境も増加します。

つまり、秋は免疫力が下がりやすい上に雑菌が繁殖しやすい環境ができやすい時期なので、注意が必要です。

次回は食中毒の予防についてお伝えします!

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP