自由が丘の鍼灸師が考える「熱中症」対策とは②

8月中旬ですね。気温が40℃を超える日も続いており、気が抜けません。しっかりと水分を補給して、そしてしっかると睡眠をとることが何より大切です。
今回は熱中症の対策についてお伝えします。

オフィスにもある熱中症の危険性

熱中症は高温多湿の環境であれば、直射日光下の屋外だけでなく、室内でも起こります。冷房の効いた室内に入れば大丈夫、というのは危険な考え方です。

室内での熱中症発生件数が全体の40%を超えた年もあります(※消防庁調べ)。

オフィスで起きる熱中症の原因

原因は大きく分けると身体的な原因とオフィス環境による原因の2種類あります。

身体的な原因

  • 温度や湿度が急上昇した日
  • 冷房の効いた涼しい室内から急に炎天下の屋外へ出た時
  • 前日の疲れが取れていない日(睡眠不足や飲みすぎなど)

オフィス環境による原因

  • 直射日光が常に当たる環境(窓際など)
  • パソコンやプリンターなどの機器が密集した狭い場所での作業

オフィスでできる熱中症対策

温度や湿度が急上昇した日の対策

  • 外出の数分前から身体を動かしたりストレッチをして体温を上げ、外との温度差を減らして身体を慣らしてから外出する
  • こまめな水分補給(室内にいると喉の渇きに気付きづらいので要注意)

冷房の効いた涼しい室内から急に炎天下の屋外へ出た時の対策

  • 首筋や脇の下などを冷やし、急激な体温上昇を防ぐ
  • 冷房の設定温度を高めに設定する

前日の疲れが取れていない日の対策

  • 生活習慣を見直す(規則正しい生活が必要です)
  • 朝食をしっかり食べる
  • 10分でもいいので仮眠をとる

直射日光が常に当たる環境の対策

断熱シートや遮光カーテン、座席の配置などオフィスの環境を変えるのがおすすめです。

パソコンやプリンターなどの機器が密集した狭い場所での作業の対策

  • 電源の入っている機器は熱気を発しているので使用しない物はこまめに電源を切る
  • 機器に囲まれるような狭い環境を避けた配置を意識する

次回は熱中症にきくツボをお伝えします。乞うご期待!

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