自由が丘の鍼灸師が考える「感染症」対策とは①

11月に入り、朝晩は特に冷えることが多くなりました。今年は新型コロナウイルスの状況もあり、特に体調管理には気をつけたいところです。

今回はコロナだけじゃない!!11月に注意したい感染症についてお伝えしていきます。

ノロウイルス

11月頃から増加を始め、12月に流行のピークを迎えるのがノロウイルスです。

基礎データ

  • 感染経路:病原体に汚染された食品などを口にすることで蔓延する「経口感染」が主な経路
  • 潜伏期間:1~2日
  • 主な症状:吐き気、嘔吐、下痢

ノロウイルスの症状は数時間~数日で治まり、重症化することはほとんどありませんが、ワクチンや抗ウイルス薬がないため十分な注意が必要です。

注意点

嘔吐や下痢の際に飛散したノロウイルスが床に残存し、ホコリと共に舞い上がる事で、その場所を歩いた人が吸い込み感染してしまう事があります。 発症した際は2次被害を防ぐために、トイレや嘔吐した場所の消毒が必須です。

RSウィルス

一般的な風邪の症状で、10月以降、寒くなってくると流行する感染症がRSウィルスです。

基礎データ

  • 感染経路:主な感染経路は2つ。くしゃみや咳などの「飛沫感染」と ウイルスの付着した場所に触れた身体の一部から粘膜を介した「接触感染」です
  • 潜伏期間:2~8日(※4~6日で発症することが多い)
  • 主な症状:発熱、鼻水、せき

注意点

多くの場合は軽度の症状で済みますが、重症化すると「気管支炎」や「肺炎」を引き起こすことがあるので要注意です。

今回はここまでです。次回はその他の感染症の内容を

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