自由が丘の鍼灸師が考える「春のうつ症状」対策とは②

前回は「春のうつ症状」原因と予防とについてお話しましたが、今回は治療方法についてご紹介させていただきます。

うつ病の治療

  • 十分な休養を取る

しっかりと休んでリフレッシュし蓄積したストレスを取り除きます。

休養の間はストレスの原因となった仕事や人間関係などを遮断してこころの負担を減らします。

  • 投薬治療

抗うつ薬という薬が一般的で身体に起きている異常を解決します

  • 精神療法

うつ病の方は自信がなく、後ろ向きな考え方になる「ネガティブ」な状態に陥ります。
専門のカウンセラーのもとで思考の修正を行うことで、社会復帰後の“再発”を防ぎます

  • 鍼灸

鍼灸には疲労回復や自律神経を整える効果が期待できます。
鍼灸と一緒に薬物療法、運動も並行して行うことがうつ病治療には効果的です


うつに効果的なツボ

神門(しんもん)

心臓と関わりの深い経絡のツボのためストレス、不眠、イライラ、動機などへの効果が期待できる

→精神的な症状への効果が期待できるため、うつ対策におすすめ

【場所】手首の掌側の横ジワの小指側にある凹んだ場所

【押し方】親指の腹でやさしくゆっくりと5秒ほど押す

【押すタイミング】1日に複数回気づいたタイミングで押しましょう


印堂(いんどう)

精神を安定させる効果のあるツボ

【場所】眉間の真ん中

【押し方】両手の中指を重ねて優しく5秒ほど押す

【押すタイミング】疲労や不安を感じた時


2回に渡り「春のうつ症状」についてお話しさせていただきました。

予防、対策のご参考になれば思いますが、万が一、症状が出てしまった場合は専門家にご相談ください。

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